おはようございます♪
2881です。
そう言えば…
これは,うちのビカクたちだけの話かもしれないということを,前置きにしておきますが。
P.hillii 'Hulahands#4'
うちのビカクたちは,この冬も,まるでその生長の歩みを止めることはありませんでしたが,ひとつだけ,共通していたことがあります。
それは,貯水葉が出てこなかったということ。
不思議です。
でも,考えられる理由は一つあります。
冬季は,貯水率を高める必要がないからなのかもしれません。
寒い冬に,水を蓄えておくと,その水が凍る恐れは多分にあります。
これは植物にとって命を脅かす大問題です。
そんな時期に,貯水葉を展開してしまうと,当然,冷たい水をそのまま蓄えてしまうという事態に陥ってしまいます。
だから,貯水葉を展開させないのではないでしょうか。
逆に,胞子葉を動かすことで,少なくなった冬季の日光を集めやすくしているのだと思います。
ビカクの罪。
こんなことを考える愉しさも知ってしまいました。
罪な植物です。
ビカクシダって。